20150424

狂犬病の予防のシーズンに入ります

未登録のワンちゃん、子犬ちゃんは3月から注射ができます。
登録も一緒にできます。早目の来院をお勧めいたします。

すでに登録しているワンちゃんは市からのはがきが来てから、はがきを持って来院ください。
今年から注射料が100円アップします。お気を付けください。

市で行う集合注射に獣医師会のメンバーとして参加しますので、4月10日金曜日は臨時休診いたします。ご了承ください。

混合ワクチンについて

現在、当院では5種、8種混合ワクチンをワンちゃんに、3種、5種を猫ちゃんに投与しています。
販売会社の関係で現在投与している会社のものが一時うてなくなる可能性が浮上しています。
少しは在庫がありますので気になさる方ははがきが届かなくても1年近くたっていれば注射に来ていただいても構いませんので、ご相談ください。

また詳しいことがわかりましたら、報告いたします。
代替えのものを使う際にもなるべく副反応が出ていないものを用いますので、ご安心ください。

混合ワクチンについて1つぜひ知っていただきたいことがあります。
毎年必ず注射して頂いてる方には、問題ないのですが何年か経て止めてしまった方、しなくてもいいと思われている方にお話しします。

混合ワクチンは日本で現在いつどこで流行が起こってもおかしくない病気の予防のためのものです。
小さい時は免疫力が低いために必ず注射していても成犬や成猫になると止めてしまうことが多いです。
感染症にかからなかったのはラッキーと思ってください。
予防なさっている方がたくさんいるから、流行が減っています。
人の方ではインフルエンザウィルスが毎年変異をして流行しています。
犬や猫の感染症もいつウィルスが変異をして大流行するかわかりません。
ぜひ、今まで行ってきた予防効果を無駄にしないためにも注射を打ってください。
もう一つお話ししたいのは災害時のことです。
東日本大震災をはじめとする大災害が毎年どこかで起こっている昨今の日本の現状を見て、いつ関東で東京で多摩で災害が起こるかわかりません。
災害が起こった時、市や都の対策本部は避難所への動物の同行非難を考え認めています。
ただ、同行非難の際には、狂犬病ワクチン、混合ワクチン、ノミダニフィラリア予防をしていることが条件になるだろうと予想されます。
現にそのような条件を整えている段階です。

いろいろな考えの方がいるとは思いますが、動物も人もたくさん集まると病気が起こりやすく、流行しやすくなるものなのです。
そのようなときのことを普段から考えて是非に予防できるものは予防しましょう。

何かご質問がありましたら、いつでも来院ください。