ばぶどうぶつクリニックの診療費用
料金について
混合ワクチン、狂犬病予防ワクチン、フィラリア予防薬、ノミダニ治療薬につきまして、近年かなり安い料金で販売している病院やサイトがあります。
通販を含むネットでの購入に際しましてはご自分で責任を取っていただくことになります。
基本的には獣医師の処方のもとに購入するものですから、それ以外の購入方法は自己責任となります。
価格の設定方法については動物病院は自由診療ですから、いくらで何を販売しても何を注射してもいいのですが、極端な安価な設定は違った意味でのトラブルのもとになるのではと思っています。
当院は獣医師会に所属していますが、所属する以前から価格設定につきましては狂犬病注射料金は集合注射料金と同じ価格設定、また予防薬等はメーカーの希望価格設定、混合ワクチンは近隣の先生方の設定とそれほど変わりの無い価格設定にしております。
価格でサービスするというより、普段の診療、検査、相談などの獣医師としての医療行為においてサービスをしていこうという考えです。
そのためにもインフォームドコンセントをして、余計な検査をしたり、過剰診療をしたりすること、延命治療をするこはなるべく避けて、極力飼い主様に寄り添いたいと思います。
検査をすることができない・お金がかけられない、という場合はそれに寄り添いたいと思います。
色々なご意見があるかとは思いますが、動物たちにとってその子その子に一番良い方法を探していきましょう。
当院の診療費はインフォームド・コンセントです
日本における人間の医療制度のように、健康保険がなく自由診療だからそう感じるのです。
人間は毎月保険料を払っていますから、いざという時の負担額が少なくてすむ訳です。
動物病院にかかる費用は自由診療といえども、ある程度の基準はあります。
治療や予防、検査にかかる金額は予めお知らせし、明瞭にし、納得していただいた上で話を進めていくことが大切と考えています。
「できることをすべて行うためにはこれだけかかります」
「とりあえず今の状況を脱するのに必要な金額はこれぐらいです」
「最低ではこの位です」
と、ケースに応じてお話するようにしています。
飼い主さんにとっては動物もお金も大切です。
たとえ100%の治療でないにしても、自分にできるだけの事を納得して受けさせるようにすることが、精神的にも負担が軽くなるのではと考えます。
飼い主さんが精神的に安定した状態でいることは動物にとっても大切なことです。
当院では、このように治療、予防、検査に関して、インフォームドコンセントを行い、飼い主の納得のいくような方法がとれるよう心掛けています。